こんにちは、イトーです。
今年は異例の猛暑日が続いておりますが、みなさんお元気ですか?
ちなみに僕は先日髪を切って某国の最高指導者みたいになってしまいましたが、今日も元気です。
そんなわけで、夏といえば滝ですよね。
水辺で遊んで涼むもよし。自然のマイナスイオンを浴びて癒されるもよし。
まさに夏の醍醐味です。
さて、そんな滝の王様といえば、やっぱりナイアガラですよね。
ナイアガラの滝といえば、滝に詳しくない人でも一度くらいは聞いたことがある、まさに滝の中の滝、キングオブ滝です。
しかし、そんなナイアガラの滝にもひとつ難点があります。
それは、日本から行くにはかなりのお金と時間がかかるため、気軽に「ちょっと涼みにいくか〜」程度ではなかなか行くことができません。
仮にもしそんなレベルで行ってる人がいたら軽く引きます。
このたったひとつの難点のために、なくなくナイアガラを諦めた人もきっと大勢いることでしょう。
さて、今日はそんなナイアガラを求めてさまよう子羊たちに朗報です。
なんでも九州大分に、「日本のナイアガラ」とウワサされる場所があるらしいんです!!
これは九州人として行ってみないわけにはいきません。
というわけでさっそく行ってみましょう。
原尻の滝
そんな日本のナイアガラと称される滝は、大分県豊後大野市緒方町にある原尻の滝というそうです。
場所はこちら。
googleマップ上でもえげつないほどのクチコミ数がついてますね、これは期待がもてます!
それではいざ出発!
炎天下の中バイクを走らせること数時間、暑すぎて途中何度も引き返そうかと思いましたが、これもナイアガラのためと思い、自分とバイクにムチ打ちながら向かいます。
途中、すごく風情のある石橋があったので撮影会をひらきました。
橋の名前は鳥居橋というらしいです。
こういう歴史を感じる建造物って素敵ですよね。
ちなみにこの橋が見られる場所は大分県宇佐市院内町香下というところなので、もし興味がある人は行ってみてください。
原尻の滝周辺
その後もひたすら山道を走り抜け、ついに原尻の滝に到着。
ものすごい山奥にある秘境のような場所を想像していましたが、そんなことは全然ありませんでした。
こちらがが滝周辺の様子。
普通に栄えてました。
のどかな田園も広がってるし…
本当にこんなところにナイアガラなんてあるの……?
もしかしてウソ情報つかまされた……??
なんて不安に思っていたら、
ありました。
本当にありました。
少し水量が足りていないような気もしますが、この丸く周囲に切り立った崖に流れ落ちる滝の様子は、まさにナイアガラの滝そのものです。
それにしても、こんなのどかな田園地にこんな滝があるなんて不思議ですね。
滝の上の方は普通に穏やかな小川になっていて、川のど真ん中には鳥居が建っているというめずらしい光景が広がってました。
滝の上から見てみると綺麗な虹がかかっていました。
メルヘンですね。
上には特に柵もなく、滝が落ちる崖ギリギリのところまで行けるようになっていましたが、普通に危ないので絶対に崖から身を乗り出さないようにしてください。
滝の向かい側にはかなり大きな吊り橋がかかっており、これを渡って向こう岸に行くこともできます。
ちなみに揺れます。けっこう揺れます。
木造ということもあいまってかなり怖い…
不安な人は滝の上にある小道から渡ることをおすすめします。
また、近くには茅葺き屋根が素敵な古民家風の休憩施設もありました。
中に入ってみると、休憩施設とハンドメイド工房が一緒になっているようで、いろんなアクセサリーが売られていたり、自分で実際にアクセサリー作りを体験できるワークショップなどもひらかれているそうです。
もちろんドリンクも用意してあり、僕は夏の風物詩であるラムネを堪能しました。
下にも降りれる
滝の下まで降りていける階段もあり、滝壺周辺の水辺で遊ぶこともできます。
こちらが下から見上げた原尻の滝の様子。
下から見るのもスケール感があっていいですね。
ワンちゃんも気持ちよさそうに泳いでいました。
こどもたちも楽しそうですね。
一応水辺で遊ぶことはできますが、滝壺周辺は危ないのでくれぐれも注意して遊びましょう。
まとめ
さて、日本のナイアガラこと原尻の滝でしたが、いかがでしたか?
本場ナイアガラまで行くのはちょっと……とお悩みの方、原尻の滝周辺にはいろいろと見所も多いので、気軽に日本で涼みたいな〜ってときにはぜひ行ってみてくださいね。
それでは今日はこの辺で、よいツーリングを!