こんにちは、イトーです。
ドラッグスター250のボバーカスタムについて、今回は純正フロントフォークを取り外し、塗装〜フォークブーツの取り付けまでを紹介します。
今回取り付けるフォークブーツはこちらのキジマ製のもの。
インナー径:35φ×最大アウター径:60φとなっており、ドラッグスター250にぴったりはまります。
フロントホイールの取り外し
フロントフォークを取り外す前に、まずはフロントホイールを取り外しておきます。
メンテナンススタンドを使ってタイヤを浮かせ、
タイヤを浮かせたら最初にブレーキキャリパーを取り外します。
ネジを外す箇所はこの2つ。
取り外したキャリパーは、安全のためフレームのどこかにくくりつけて固定しておきます。
また、うっかりブレーキレバーを触ってシリンダーを押し出してしまわないように、ブレーキパッドの間に板か何かを挟んでおくと安心です。
次はフロントフォークの下側を締め付けているネジを緩めます。
最後にアクスルシャフトを緩めてホイールから抜いてあげます。
このときかなり強いトルクをかける必要があるため、誤って車体を倒してしまわないように十分に気をつけてください。
アクスルシャフトが抜けたらスピードメーターケーブルを外し、フロントホイールを取り外します。
フロントフォークの取り外し方
次はフロントフォークを取り外していきます。
まずは左右のウィンカーを止めているネジを外します。
次にブレーキホースを固定しているネジを外します。
外したブレーキホースがプラプラしていると危険なので、ワイヤーなどで車体のどこかに固定しておきましょう。
次にトップブリッジ側でフロントフォークを固定している左右のネジを緩めます。
アンダーブラケット側の左右のネジも同じく緩めます。
これでようやくフロントフォークを取り外す準備が整いました。
あとはフロントフォークを下に向かって引っ張って抜いてあげます。
この時誤って車体を倒してしまうことがないよう、十分に気をつけて作業しましょう。
また、フロントフォークが固くて抜けない場合はトップブリッジ・アンダーブラケットのネジをさらに緩めてみてください。
フロントフォークを完全に抜いたら、次はフロントフェンダーを取り外します。
フロントフェンダーの取り外しは裏側の左右4箇所のネジを外してあげるだけでOKです。
これでフロントフォークの取り外しは完成です。
フロントフォークの塗装
フォークブーツを取り付ける前に塗装をしておきます。
インナーチューブに塗料がかからないように新聞紙を巻きつけマスキングし、
ヤスリがけ→清掃→下地材→塗装→クリア塗装の順で塗装していきます。
塗装の仕方についてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
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フォークブーツの取り付け
塗装も終わり、フォークブーツを取り付けていきます。
まずはインナーチューブのゴミをエアダスターで吹き飛ばし、柔らかいウェスで磨いて綺麗にしておきましょう。
インナーチューブを綺麗に磨いたら、フォークブーツを通します。
フォークブーツを取り付けるためには、純正のガードを外す必要があるので、マイナスドライバーなどを使って取り外します。
ただ、めっちゃ硬いので気をつけてください。
僕のマイナスドライバーは安物だったので曲がってしまいました・・(´・ω・)
どうしても綺麗に外せない場合はニッパーなどで少しずつ切るといいと思います。僕はそうしました。
フォークブーツを通したら、次は車体にフロントフォーク本体を取り付けていきましょう。
フロントフォークの取り付け
フロントフォークを取り外したときと逆の手順で、まずはアンダーブラケット・トップブリッジにフォークを通し、ネジを軽く締めて仮止めしておきます。
このときアクスルシャフトを通しておくと、この後の位置調整が楽です。
次にフロントフォークの固定位置を調整します。 必ずインナーチューブ上部のネジが、ちょうどトップブリッジからはみ出るくらいの高さで取り付けるようにしてください。
↑フロントフォークの正しい位置
上の写真が正しい例。
下の写真は飛び出しすぎてしまった悪い例です。
↑フロントフォークが飛び出し過ぎた悪い例
正しい位置に調節したら、仮止めしていたトップブリッジ・アンダーブラケットの計4箇所のネジを本締めして完全に固定します。
最後にフォークブーツも上下を結束バンドを使って忘れずに固定しておきます。
これでフロントフォークの取り付けは完成です。
ちなみに僕は後でウィンカーを社外品に交換する予定なので、今回純正ウィンカーは取り外したままになっていますが、純正ウィンカーをそのまま使う方は忘れずにインナーチューブに通しておいてください。
フロントホイールの取り付け方
フロントフォークを取り付けたら、最後にフロントホイールを取り付けます。
通しておいたアクスルシャフトを一旦引き抜き、グリースを塗っておきます。
ホイールにスピードメーターケーブルを取り付け、
ブレーキディスク側からシャフトを通していきます。
このとき、タイヤの下を足で浮かせて支えておくと作業がやりやすいです。
シャフトを通したら、トルクレンチで規定のトルクまでしっかりネジを締めましょう。
ホイールを固定したら、次はブレーキキャリパーを取り付けます。
ブレーキパッドの隙間からディスクに差し込むように取り付け、
フロントフォークに2箇所のネジで固定します。
これでフロントホイールの取り付けは完成です。
まとめ
フォークブーツを取り付けると一気にクラシックな雰囲気になりますね!
見た目もよくなり、オイルシール内にゴミが侵入することも防げるので一石二鳥です(・∀・)
フロントフォークを取り外すときは、車体が不安定な状態で作業をすることになるので、くれぐれも車体を倒してしまうことがないように注意しながら進めてください。
フロント・リア兼用のメンテナンススタンドを1つ持っておくと便利ですよ。
それではまた、次回はウィンカーの交換についてご紹介します。
よいバイクライフを!
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