こんにちは、イトーです。
今回は電装系のカスタムに必要不可欠な、配線のつなぎ方の基本について紹介していきます。
用意する道具
配線作業に必要な道具は主に2つです。
まずはこういう電工ペンチ。
配線カットからギボシの圧着まで全てこのペンチ1本でできるので便利です。
次に端子。
端子の種類は、カプラー用の端子と、そのまま端子どうしをつなげて使うギボシ端子があります。
端子にはオスとメスがあるので、必ず配線どうしで対になるように用意しておきます。
カプラーを使うと着脱が簡単になるのでメンテナンスが楽になるというメリットがありますが、かさばるので格納場所に困るというデメリットもあります。
ギボシ端子はその逆です。
場所によって適宜使い分けるようにするといいと思います。
ギボシ端子を使った配線
それでは実際にギボシ端子を使って配線をつないでいきます。
まずは電工ペンチで配線コードを適切な位置でカットしておきます。
次に配線コード先端部分の被膜(ゴムの部分)だけを、電工ペンチを使って剥いていきます。
そうするとこんな風に電極部分がむき出しになるので、
ここにギボシ端子を取り付けていきます。
ちなみに端子を取り付ける前に、あらかじめスリーブを配線コードに通しておくと最後の接続の作業が楽になります。
端子は電工ペンチでカシメて固定するのですが、このときカシメる位置は必ず下の図の位置になるように取り付けてください。
これはギボシ端子だけでなく、カプラー用端子の場合でも同じです。
オス・メス両方のギボシ端子を取り付けたら、最後に配線どうしをつないで完成です。
端子を接続したら、防水対策と端子が外れないように、スリーブも忘れずに被せておきましょう。
カプラーを使った配線
カプラーを使った配線の場合も、端子を取り付けるまではギボシ端子と同じです。
カプラーに端子を差し込む穴があるので、端子のツメがカチッとハマるまで差し込みます。
オス・メス両側の端子を差し込んだら、あとはカプラーどうしをロックがかかるまで差し込んであげればOKです。
カプラーの外し方
カプラーを外したいときは、ロックを押し込みながらカプラーを引き抜くと外れます。
カプラーから端子を抜きたい場合も、端子のツメを押さえながら引き抜いてください。
まとめ
難しそうに思える配線作業ですが、作業自体はどれも複雑ではありません。
端子をカシメて固定するのは少しコツがいりますが、電工ペンチさえあれば誰でも簡単にできるはずです(・∀・)
ぜひ電装系カスタムの際の参考にしてみてください。
それではまた、よいバイクライフを!