こんにちは、イトーです。
早速ですが、今日は大分県にある真玉(またま)海岸を目指してツーリングに行ってみます。
真玉海岸とは、恋叶(こいかな)ロードの沿線上にある海岸で、日本夕陽百選にも選ばれているほど綺麗な夕景を見ることができる場所となっています。
ちなみに恋叶ロードとは、豊後高田市の海岸線を走る国道213号沿いにある粟嶋社や長崎鼻、真玉海岸などの観光スポットを結んだ約20kmのルートのこと。
ロマンティックなスポットが多くあることから、「恋がかなう道」と呼ばれ、恋叶ロードとなったそうです。
真玉海岸の場所
さて、それではさっそく出発しましょう。
お目当ての真玉海岸の場所はこちら。
福岡市内からの出発なので、下道を使ってだいたい3時間もあれば着けるかなー?
などと甘い考えで3号線を走っていると、連休中ということもあって見事に大渋滞につかまってしまいました。
バイクで真夏の炎天下の中での渋滞は本当に死を覚悟するレベル……
意識が朦朧としてきたのでこれはまずいと近くのジョイフルに避難し、早めの昼食をとることにします。
ここでは安定の日替わり昼膳を注文しました。
ハンバーグとエビフライとからあげがついて600円台って、ジョイフルさん頑張りすぎじゃない!?
さて、ジョイフルさんの愛がつまった定食にお腹と心も満たされたところで、気をとり直して再出発。
3号線経由のルートから変更し、よくわからない山道を通って向かっていきます。
途中、土砂が崩れたり、崖上の木が折れていまにも落ちてきそうなヤバめの道があったので、平静を装いつつ内心ビクビクしながら通ることで、なんとかことなきを得ました。
昼間の真玉海岸
そしてようやく真玉海岸に到着。
すぐそばに駐車場があったので、そこにバイクを停めて海岸へ向かいます。
そして、待ちに待った真玉海岸とついにご対面!
思っていた以上に広い!
見渡す限りの干潟の縞模様がとても幻想的です。
まだ日が暮れる前だったので、夕暮れまで干潟に降りて遊ぶことにしました。
真玉海岸ではマテ貝がよく採れるスポットとして有名らしく、近くのお店では潮干狩りセットのレンタルもありました。
マテ貝採りの方法は、まずクワを使って砂浜を掘り、マテ貝の住みかとなる穴を見つけたらそこに塩をふりかけ、反応して飛び出してきたところを捕まえるそうです。
面白そうだったのでやってみたかったんですが、持ち帰る手段がなかったのでやむなく断念することに。
…と思ってたら、砂浜を歩くだけでも大量のマテ貝を見つけることができました。
こちらがウワサのマテ貝。
うん、見た目は完全にふやけた木の枝。
手の上で必死に地面に潜ろうとウニョウニョ動く様子は、ひかえめに言ってちょっとキモかったです。
前述の通り今日は採っても持ち帰れないので、しばらく観察をしてから野生に帰してあげることにしました。
真玉海岸の周辺
海岸沿いには砂浜に降りるための階段が続いていて、その途中にはこれでもかと言わんばかりの撮影スポットがあります。
青い空と海に映えるオレンジ色でポラロイド風のフレームがかっこいいですね。
ベンチなどもあるので、座ってゆっくり海を眺めることもできます。
そしてこの撮影スポットのちょうど後ろあたりに神社もありました。
また、今日は入りませんでしたが、店内で海を見ながらくつろげる喫茶店もありました。
コーヒーを飲みながら静かに海を眺めるなんて、なんというロマンチック。
さすが恋叶ロードというだけのことはありました。
真玉海岸の夕景
そうこうしている間に日も暮れはじめ、観光客も次第に増えてきました。
そして、日が沈み出すと同時にものすごい早さで潮が満ちてきました。
干潟で遊んでいたのですが、瞬く間に足場がなくなってきたので慌てて海岸へ戻ります。
こちらはまさに両側から潮が満ち、干潟がつながる瞬間を撮った写真。
この写真を撮った代償として無事に足場がなくなり見事ブーツが濡れました。
よい子は潮が満ちてきたと思ったらすぐに安全な場所まで戻るようにしましょうね。
さて、海岸に戻るとすでに夕陽が輝き、見事な夕景が広がっていました。
これだよこれ、これが見たかったんだ…!
干潟の縞模様と夕陽が反射する海のコントラストがすっごく美しい…!
ひかえめに言わなくても最高です。
それにしてもなぜこんな綺麗なシマシマの干潟ができるんでしょうね。
自然界の模様はいつも不思議で魅力的です。
それから、完全に日が沈みきるまで撮影しつつ真玉海岸の夕景を堪能しました。
日が沈んだ後は、まるで一本の映画を見終わった後のような気分でした。
ちなみにあれだけ広大に広がっていた干潟は、最後には完全に海になってました。
自然の雄大さを感じたところで、今日のツーリングはおしまいとします。
まとめ
いかがでしょうか、以上が真玉海岸の夕景でした。
ここはぜひ好きな子を連れて一緒に行ってもらいたいスポットです。
連れていける子なんていねーよって人はすみません。
僕と一緒にカフェでオシャレにコーヒーを飲みましょう。
ついでに潮干狩りでマテ貝ザクザク狩っちゃいましょう。
あ、最後に真玉海岸に行く際は日焼け止めは忘れずに!
日光を遮るものがない上に、空からの直射日光と海からの反射光で上下からガンガン焼かれます。
おかげでこの日の夜はお風呂が肌に沁みました。
それではまた次回、よいツーリングを!