こんにちは、イトーです。
突然ですがみなさんはツーリング先で写真を撮ったりしますか?
「スマホで撮ってるよ」って人が多いかと思います。
実際、僕も去年まではスマホで撮影はおろか、ろくに写真に興味がなかったうちの一人です。
今となってはあの頃の自分を正座させて説教してやりたいと思うほどのカメラ好きです。
一眼レフとの出会い
しかし、そんな僕にも今年の初めに転機が訪れました。
家族と一緒に初売りセールをめぐって買い物をしていると、
\中身がわかる福袋!一眼レフ初売りセール!/
という宣伝文句で店頭にずらりと並べられた福袋たちがいました。
と、僕の長所である後先考えない病が発症してしまい思わず衝動買い。
「これを逃したら絶対後悔する!」と思い買いましたが、後から調べてみるとネット販売の価格より少しだけ安い程度だったのでやっぱりamazon最強だなと再認識しました。
そんなこんなで買ったのはNikonの一眼レフD3400というやつのダブルズームキット。
たしか5.5万くらいで買いました。
それがこちら。
この頃の僕は一眼レフのことなんて何もわからず、漠然と「綺麗な写真が撮れそうだし、持ってるとなんかカッコいい」程度の知識しか持ち合わせてないまま買ってしまいました。
が、結果的にいうとこのカメラが僕のバイクライフを変えてくれました。
いままでだと、ツーリングをして気が向いたらスマホで撮るという感じだったので、旅先での楽しみ方がなく、ただなんとなくバイクを走らせているという状態でした。
そして次第にバイクに乗る楽しさも忘れていき、半年間ほど「車でいいや」って感じで過ごしてました。
しかしD3400を使い始めてからは「もっと綺麗な写真が撮りたい」「もっといろんな場所に行ってみたい」「もっと自分のバイクをカッコよく撮りたい」と思うようになり、再びバイクで走り回る日々が戻ってきました。
人間というのは単純なものですね。というか僕が単純ですね。
D3400のここがすごい
1.コンパクトなボディ
このカメラのいいところはなんといっても軽くて小さいところ!
さすがにミラーレス一眼には劣りますが、それでもボディの質量は約445gしかなく、これはなんと僕が愛飲しているウィルキンソン炭酸水ペットボトル1本よりも軽いんです。
なんということでしょう、これでもう1本ウィルキンソン炭酸水を持ち歩けますね。
すみません何言ってるか自分でもよくわかりません。
とにかく荷物が限られるライダーにとって軽い&小さいは大正義。
気軽にサッと持ち出せ、出先でも邪魔になることなく移動できますね。
2.安くてコスパが高い
僕のように「一眼レフ初めてでよくわからないしいきなり高いのはちょっと…でもスペックは高いのがほしい」という欲張りさんにピッタリです。
入門用の一眼レフながら、有効画素数2,416万に加え、ISO感度100〜25600対応の必要十分すぎるスペック。
さらに動画もフルHD対応というまさに至れり尽くせり。
またバッテリー持ちもよく、最大1200コマ撮影可能なので泊りがけのツーリングでもバッシバシ撮れます。
試してはないですが二泊三日の旅行で撮り続けても電池切れになることないんじゃないかな。
そしてダブルズームキットについてくるレンズも優秀です。
NIKKORレンズというNikon純正のレンズなので画質は言わずもがな折り紙つき。
しかもAF-Pという最新のオートフォーカスモーターを搭載しており、爆速でピントを合わせてくれます。
多分このレンズ2つ買うだけでも4万近くするんじゃないかな。
そういうわけでエントリーモデルながらおそろしくコスパのよいカメラとなってます。
3.スマホと接続可能
これはもうまじで便利。
SnapBridgeというアプリを使ってBluetooth接続ができ、撮ったその場でスマホに写真を取り込めます。
つまり、ツーリング先で仲間と一緒に撮った写真をすぐにその場でみんなに共有できるということ。
ツーリングから疲れて帰ってきて、いちいちPCに取り込んで整理して、連絡先を探して送る、といっためんどくさい作業をしなくていいんです。
これはもう革命ですよ。レボリューションですよ。ゴージャスですよ。
しかもスマホのGPSを使って位置情報まで記録できます。
ファンタスティック!!!
D3400のここがイマイチ
いいところもあれば悪いところも必ずあるというのが世の常です。
ここからは僕がD3400を使ってみて「うーん」と思うところを挙げていきます。
1.液晶モニターが固定
モニターは固定タイプで動かせないため、自撮りやローアングルの撮影はすごくやりづらいです。
僕は三度の飯より猫が好きなんですが、そんな猫ちゃんのかわいい姿をバッチリ撮ろうというものなら軍隊さながらのほふく移動を強いられることになります。
さすがにそれは言い過ぎましたが、カメラを足元にかまえて勘でピントと構図を合わせなきゃいけないのでかなり難易度が高いです。
あと中腰を維持しないといけないのでけっこう足腰にこたえます。
ローアングルの撮影をする場合はトレーニングをしていると思って割り切りましょう。
2.Wi-Fi非対応
D3400はBluetoothを使ってスマホと接続できますが、Wi-Fiを使っての接続はできません。
なので写真を転送する際は、Wi-Fiでの転送と比べてやや遅くなります。
まあその分バッテリーの消費量は抑えられるのでいいんですけどね。
あとWi-Fiで接続できないので、スマホでシャッターを切ることができません。
別途リモコンを買いましょう。
ちなみに僕が使っているリモコンはこちら。純正品ではないのですが安いし特に不便もないのでおすすめです。
まとめ
とにかく安くてコスパがいい一眼レフを探している初心者の方にぜひオススメしたいカメラです。
もうちょっと高くてもいいから多機能の一眼レフが欲しい!という方には、バリアングル式モニターでWi-Fi接続可能な上位機種のD5600をオススメします。
一眼レフがあればさらに豊かなバイクライフを送れることは僕が身をもって保証します。
お気に入りのカメラを持って色んな場所を巡ってみてください。
それではまた。